会社を経営する上での重要な資源としてあげられる、
「ヒト、モノ、カネ、情報」。
中でも「モノ、カネ、情報」を扱う「ヒト」こそ、何よりも重要な資源であると言えるでしょう。
「ヒト」をどのように育て、どのように活かすかが、その後の成果に大きく左右します。
最少の人数で最大の成果を生み出すためには、個々の能力を高めるだけでなく、組織としての総合力、つまり、「チームワーク」が鍵となります。
「チームワーク」を高めることこそが、企業が目標を達成し、存続していくためには欠かすことができません。
例えば、次のようなお悩みはありませんか?
- 離職率が高く社員が育たない
- 個人の能力に頼ってしまっている
- 一人で仕事を抱え込んでしまっている
- 会議が形骸化してしまっている
- 問題があっても黙殺してしまう
- 意見を言うとギクシャクする
- 目標達成に意識が向いてない
- リーダーが育たない
- 一定の売上で頭打ちになってしまう
など、これらはメンバーの意識やメンバー同士のコミュニケーションが不足していることが原因のひとつとして考えられます。
また、こういった問題は新入社員~中堅社員だけの問題と考えられがちですが、けっしてそんなことはありません。
管理者、幹部、オーナー、はたまた、営業、現場、事務など部門間と、縦にも横にも壁があり、本来発揮するべき力が発揮できていないということを考えると、大きな損失になっていると言っても過言ではないでしょう。
そもそも、「チームワーク」とは何なのでしょうか。
チームワークを理解するためには「チーム」から知るとわかりやすいかもしれません。
チームと似た言葉として、グループがあげられますが、この違いを見てみましょう。
グループ【group】
1 仲間。集団。「―旅行」
2 共通の性質で分類した、人や物の一団。群。
3 同系列に属する組織。「企業―」チーム【team】
ある目的のために協力して行動するグループ。組。スポーツや共同作業についていわれる。「―を組む」「野球―」
(出典:デジタル大辞泉)
いかがでしょうか。
グループは仲間、集団といった共通の性質で分類しただけの集まりであるのに対し、チームには目的があります。
目的達成のために協力して行動するグループ、それがチームなのです。
つまり、「チームワーク」とは、目標達成のためにそれぞれのメンバーが個々の役割に主体性を持って取り組み、メンバー同士が相互に協力しあうことだと言えます。
それでは、チームワークを高めるためにはどのようにすれば良いのでしょうか。
その答えのひとつが「チームワークプログラム」です。
メールやLINEで気軽につながれるようになりコミュニケーションも気軽に取りやすくなりました。
また、飲みニケーションなどでこまめに親交を深めることを意識して実践されている方も多くいらっしゃるかもしれません。
しかし、日常の関わり合いでは、仲は良くなることはあっても、チームとしての成長や、抱えている問題の根本的な解決に至らないというのが現実ではないでしょうか。
そこには共通した目的に対して行動するという体験が欠けていることがあるのかもしれません。
チームワークプログラムでは、非日常の体験により、日常では得られない気づきを得ることができます。
なぜなら、非日常の中で目標を達成するために協力しなければならないという環境下に置かれるからこそ、ひとりひとりが自分の殻を打ち破る必要があるからです。
普段は自主的に行動しない人がリーダーシップをとらなければならないことであったり、接するのが苦手で避けてきた人との関わりで意外な一面を垣間見たりと、短期間で個々が成長できるのは、非日常だからこそ、と言えるでしょう。
協力して課題を乗りこえ、グループをチームに変える、チームをより強いチームに変えるプログラム、それが「チームワークプログラム」です。
チームワークプログラムは大きく分けて屋外版・屋内版に分けられます。
また、数あるアクティビティの中から組織が解決したい課題に合わせて、目的に応じたプログラムを組み合わせることができます。
数々の課題に取り組りくんでいく中で、チームには様々な壁が立ちはだかります。メンバー同士で連携し、どのようにすれば困難を乗り越えられるのか、どのように協力していけばいいのか、戦略を考えながら進めていきます。
課題は必ずしもクリアできるとは限りません。ときには失敗を経験することもあるでしょう。ですが、そんな体験を分かち合うからこそ、お互いのことを知り、強い絆が生まれて新たな困難にも立ち向かうことができるのです。
<屋外チームアドベンチャー研修 参考写真>
<屋内チームアドベンチャー研修 参考写真>
このような、非日常での体験を通じてグループがチームへと成長していきます。
ここで得た学びは、日常生活にも活かされ、どんな困難にもメンバー同士が協力して立ち向かうための力となります。
組織が成長するためには、人の成長は欠かすことができません。
座学だけではけっして得ることのできないチームワークプログラムをぜひ、体験されてください。